原油価格は過去数年で数倍となり、電気料金なども年々確実に高くなっています。開発途上国では工業化がますます進み、それに伴ってエネルギー需要は急上昇しています。
フィルタは最も安価に改善できる部品です
周知のように建物の換気には非常に費用が掛かります。フィルタの典型的なエネルギーコストは、システム全体のおよそ30%を占めています。高効率、低圧損の適切なフィルタを使用することで、健全なIAQの維持と大幅なエネルギー節約が可能です。
1 Pa = 1 ユーロ
大まかな目安として、フィルタ1枚を1年間稼働した場合、フィルタの圧力損失が1パスカル増えるとエネルギーコストが1ユーロ増加します。フィルタの設計次第で、圧力損失は少なくとも50パスカル程度増減します。つまり、正しい設計で適切なフィルタを使用していなければ年間のエネルギーコストが50ユーロも増えることになるのです。システム全体で計算した場合相当な金額になることがおわかりになるでしょう。
ライフサイクルコスト(LCC)
長期的にみると、フィルタ使用コストのうちエネルギー消費量が大部分を占めているのは一目瞭然です。フィルタのライフサイクルコストは次のコストの合計から算出することができます。(フィルタ価格・据え付け及び交換の人件費・エネルギー使用量・換気システム清掃費用・使用済みフィルタ処分費用)

コストの7割がエネルギーです。
システム全体として考えた場合は、エネルギーコストがおよそシステムの総LCCの70%を占めていることが計算上明らかになります。エネルギー消費は、フィルタの平均圧力損失に正比例します。
正しいフィルタを選べばコストが節約できます
カムフィルファーは、他社フィルターメーカーに先駆けて40年以上前から平均圧力損失の少ないフィルタを設計し、経験と設計ノウハウを蓄積してきました。フィルタ効率に最も影響するのは初期の圧力損失であると思っている人が多いようですが、実際はフィルタの設計そのものが影響する部分が非常に大きいのです。
カムフィルファーの模倣品にご注意
他社のフィルタはポケット数が同じでも、耐用期間中の平均圧力は必ずしも同じとは限りません。当社の袋型フィルタの場合、独自の先細り袋形状によりろ材面積を完全に利用できるので、低いエネルギーコストで長期に渡る使用が可能となります。平均圧力損失が低いカムフィルターフィルタはで、用途に合わせ希望のIAQレベルを達成するフィルタを選択してください。 EN779:2002で規定されている最低効率を満たしていることを定期的にチェックすることも重要です。
省エネルギーフィルタ
カムフィルファーは、正確にLCCコストを決定するソフトウェアを開発しました。システム内の特定のフィルタに対して、その固有の条件を考慮してコスト算出をすることが可能です。使用する外気の特性、フィルタ、労務、労働、処分清掃、エネルギーなどの個別のコストをインプットすることができます。
計算例

表中の第1例は工業都市内でF7フィルタを通常使用した場合です。気流は0.94 m3/sで年間4,000時間の稼動です。システムの総コストを考慮に入れるために、1年間にわたり設置した例です。
第2例では、最初のフィルタを同じ等級(F7)の別のフィルタを使用した場合でフィルタの大きさと材質はほとんど同じですが、メーカーの設計が劣るため圧力損失が20Paほど多くなり、結果としてエネルギー消費量に影響しています。総コストは年間でフィルタ1枚に対し23ユーロ増加しています。
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